ライフスタイルのなかに朝食を取り入れよう!
平成17年に「食育基本法」が施行されてから10年以上が経過して、「食育」という言葉も広く知られるようになりました。食育は食事や食物に関する知識と選択力を身につけて、健全な食生活がおくれるようにするための教育です。自治体の広報紙にも給食メニューコンクールや食育検定、親子料理教室など「食」に関する記事がしばしば掲載されます。
今回は、この「食」を特集する兵庫県赤穂市『広報あこう』2019年2月号の“特集 もっと手軽に朝ごはん。”を取りあげます。これは、朝ごはんを食べることの大切さを伝える記事です。これによると、最近はライフスタイルの多様化によって、20~30代の多くの人が朝食を食べていないようです。とくに20代男性の約4割が毎日朝食を食べず、約2割がほとんど朝食を食べていないということです。「朝の脳はエネルギー欠乏状態。朝食を食べることで体温が上昇し、脳と身体を活性化します。」と書かれています。つまり、午前中を活動的で過ごせるか否かは、朝ごはんの有無にかかわってくるということです。また、この記事では、朝食を食べる習慣のない人に、“まずは簡単におにぎり1個から”スタートしましょうと提案しています。市販のパックご飯やコンビニのおにぎりを食べるのも立派な「朝ごはん」とされていますので、最初からしっかりした朝ごはんを食べることはありません。自分のライフスタイルのなかに徐々に朝食を取り入れて習慣化することが大切だと思います。
もうすぐ入学・入社の時期です。新しい生活を始める人も少なくないと思います。忙しく余裕はないかもしれませんが、新しいライフスタイルの始まりとともに朝食を食べることを心がけてほしいと思います。
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