【働く女性の注目記事】地方創生の取り組みの一つ「日本で最も美しい村」連合とは
葉っぱビジネスで成功した徳島県上勝町をご存知ですか。高齢化がすすむ上勝町では山にある葉っぱや花に目をつけ、料亭などで使用する「つま」として出荷することで年間2億円以上を売り上げる産業として発展させました。メディアでも多く取り上げられたので知っている方も多いのではないでしょうか。
上勝町も加盟している「日本で最も美しい村」連合について、広報くまむら2019年2月号で取り上げられています。球磨村も「日本で最も美しい村」連合に加盟している熊本県の農村で、日本三大急流の一つである球磨川やその支流に広がる棚田、九州最大の鍾乳洞などが有名です。
「日本で最も美しい村」連合とは、フランス発祥の「最も美しい村」運動にならって、美しい景観や文化を守りながらブランド価値を高めることで、村として自立することを目指して活動する団体です。現在日本全国で63の地域が加盟し、世界的にもベルギー・カナダ・イタリア・スペインなどに広がりを見せています。
「日本で最も美しい村」連合のホームページ(https://utsukushii-mura.jp/)を見てみると、全国の美しい写真が並んでいて、私が住んでいる国はこんなにも美しいのかという感動を覚えるとともに、実際に足を運んでみたいという衝動にかられます。
葉っぱビジネスを見ても分かるように、地方には首都圏にはないユニークな価値があります。その価値に気づき、ブランドとして高めることが地域創生の鍵です。まだ知名度が高いとは言えない「日本で最も美しい村」連合の活動の躍進に期待し、注目していきたいと思います。