文字サイズ
自治体の皆さまへ

都市計画マスタープランの策定に参加する。

(一社)自治体広報広聴研究所代表、公共コミュニケーション学会理事、元自治体職員、東京都在住
金井茂樹

2019.03.19 広報そでがうら 都市計画特集号 千葉県袖ケ浦市

都市計画マスタープランとは、地域における土地の利用、道路・公園などの都市施設の整備などに関する計画です。これは、将来のまちづくりの方向性を決定する計画であり、地域に暮らす人たちにとって非常に重要な計画のひとつです。

今回は、この都市計画マスタープランを特集する千葉県袖ケ浦市『広報そでがうら』都市計画特集号をとりあげます。この特集号は、都市計画マスタープランの意義や目的をはじめ、基本的な考え方、将来都市構造・土地利用の方針、市民参加の機会などを紹介しています。袖ケ浦市では、現在のマスタープランが目標年次を迎えることから、次のマスタープランづくりに取り組んでいます。マスタープランの策定において重要なことは、その過程で地域の人たちの意見を可能なかぎり反映することです。地域のまちづくりはマスタープランに基づいて進められます。つまり、そもそも計画自体に地域の人たちの声が反映していなければ、地域の人の声を反映したまちづくりは困難であるからです。袖ケ浦市は、市民委員会、地域別懇談会、地域別説明会、パブリックコメントなど地域の人の意見を聴く機会を数多く設けています。限られた時間のなかでどこまで意見を集めることができるかはわかりませんが、この特集号には多くの人にまちづくりに関心を持ってもらいたいという行政の思いが感じられます。

都市計画マスタープランは、まちづくりの方向性を決める大きな計画ですが、福祉や教育、環境、産業など行政全般の構想を定めた総合計画の制約を受けます。マスタープランを考えることは、あらためて総合計画を確認することにもなるわけです。今回の特集号は自治体の様々な計画をあらためて考える機会にもなるかもしれません。

☆千葉県袖ケ浦市の観光情報
袖ヶ浦市の観光、イベント、グルメ、お土産などを紹介した袖ケ浦市観光協会「袖ケ浦NAVI」ホームページはこちらです。

 

次期都市計画マスタープランの策定を行っています

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU