地域の小さな課題を解決してくれる人たち。
まちづくりには地域に住む人たちの参画と感謝、推奨の三つが大切だといわれています。地域の人たちが身の回りの課題に積極的に関わることが解決に結びつくということです。そして、その課題解決の積み重ねがまちのために働く人たちへの感謝を生み、それがさらなる活動のモチベーションになり、まちの推奨をつくるというものです。これからのまちづくりには市民活動がこれまで以上に重要になってくるといえます。
今回は、この市民活動を特集する愛知県小牧市『広報こまき』平成31年3月15日号の“特集~市民活動、はじめました!~市民のチカラで新しい価値を生み出す”を取りあげます。この記事は、平成17年に小牧市に開設された市民活動センターを拠点とする地域のみなさんの活動を紹介するものです。この活動は、地域の美化、竹林整備、歴史・文化の普及保存、外国人児童の学習サポート、アレルギーを持つ子どもの環境づくり、防災の啓蒙活動、高齢者や障がい者への福祉活動など様々な分野にわたっています。この記事のなかでは小牧の歴史を発信する団体、病院で読み聞かせをする団体、日本語を学ぶ子どもたちをサポートする団体、更年期の女性をサポートする団体などが取りあげられ、設立のきっかけやこれからの夢が語られています。様々な団体がそれぞれの課題を一生懸命に解決している様子をうかがい知ることができます。社会が大きく変化していくなかで、身の回りには多様な課題がうまれてきます。市民活動は、行政では解決がむずかしい地域の課題に対して、きめ細かく対応することができる大切な存在です。
小牧市では、市民活動団体が主催する講座への参加、団体への加入、さらには団体を設立したい場合など、市民活動センターが協力してくれるそうです。小牧市には普段気づかないような地域の小さな課題を解決してくれている人たちがたくさんいます。市民活動センターはそのことに気づかせてくれる場所であると思います。
☆愛知県小牧市の観光情報
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特集~市民活動、はじめました!~市民のチカラで新しい価値を生み出す(1)
特集~市民活動、はじめました!~市民のチカラで新しい価値を生み出す(2)
特集~市民活動、はじめました!~市民のチカラで新しい価値を生み出す(3)