振り込め詐欺・アポ電強盗にあわないコツは?
振り込め詐欺の被害件数が昨年はじめて前年比で減少したそうです。政府、自治体、警察、民間団体等が協力して行ってきた対策がようやく効果が表してきたようです。他方、今年に入って、犯罪者グループが資産状況や家族構成を電話で聞き出して強盗に入る「アポ電強盗」がたて続けに起こりました。高齢者をねらった犯罪が一層凶悪化してきています。
今回は、東京都墨田区の「墨田区のおしらせ『すみだ』」2019年4月21日号の“現在 急増中!その電話“アポ電”ではないですか?”を取りあげます。この記事は、凶悪犯罪であるアポ電強盗から身を守る方法を教えてくれます。
(1)アポ電強盗の手口とは?
犯人は、親族や警察官、消防署員、銀行員、区役所職員等を名乗り、「今どれくらいの現金を持っているか」「一人暮らしか」などを確認する電話(アポ電)をかけてきます。その後、犯人が自宅を訪れ、暴行または脅迫のうえ現金等を強奪していきます。
(2)被害にあわないためには?
《留守番電話機能を活用する》
固定電話は在宅時も留守番電話に設定し、電話に直接出ることは避け、内容をよく確認してから、かけ直しましょう。
《自動通話録音機を活用する》
呼び出し音が鳴る前に、相手に詐欺防止メッセージを伝え、通話内容を自動で録音します。墨田区では区内在住でおおむね65歳以上の方に、無料で貸し出しているそうです。
高齢者は、電話の相手の話につられて、ついつい家庭の事情や手持ちの現金のことを話してしまうことが多いそうです。高齢者のみの世帯が増加しているなかで、このような犯罪を防ぐ最大の対策は電話に出ないことです。直接話さないことです。まわりの高齢者の皆様にぜひ教えてあげてください。
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