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【働く女性の注目記事】誰もが生きやすく、働きやすい共生社会の第一歩


河野 麻美

2019.06.13 広報かまくら 2019年6月1日号 神奈川県鎌倉市

『私たちの年齢、性別、性的指向や性自認、障害及び病気の有無、経済状況、国籍などは、それぞれ異なります。多様な人々が尊重され、自分らしくいられる社会が私たちの目指す共生社会です。』

広報紙『広報かまくら』2019年6月1日号で紹介されている「鎌倉市共生社会の実現を目指す条例」の条例前文の抜粋です。社会とは、大多数の人が生きやすいように整えられてきたルールや規範が及ぶ範囲だと言えるでしょう。一方で、社会の規範に合っていない、あるいは合わせることが難しい要素を持っている人たちがいます。その多くは、生活の中で生きづらさを感じています。

例えば筆者自身は時間管理が難しいという特性を持っています。従来の会社勤めでは業務を捌ききれず叱責されたり、たびたび遅刻ぎりぎりでいわゆるお目こぼしを受けたりと、業務の品質以外で評価を下げていました。

しかし、各要員が家庭の事情や体調、特性に合わせて配慮され、できる仕事をすることが当たり前の会社もあります。筆者の場合、苦手なスケジュール管理を任せ、本来の業務に注力できます。

できないことが不利にならないということは、生きやすさにつながります。できないから特別扱いということではなく、例えば傷病や看護のために働けないといった、誰にでもあり得る一時的な生きづらさも含め、人それぞれの違いを思いやってみてください。そこにバリア(障壁=不利)があれば取り払うための合理的な配慮をすることは、相手に対する理解と尊重です。これは、誰もが生きやすい共生社会実現の第一歩でもあります。

 

「鎌倉市共生社会の実現を目指す条例」を制定しました(1)

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