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市民がつくる! 「まちだの未来のレシピ」

「子供のお金教育を考える会」代表、文部科学省消費者教育アドバイザー、神奈川県消費生活審議会委員、経済教育学会理事
あんびるえつこ

2019.07.22 広報まちだ 2019年7月15日号 特集『新しい基本構想・基本計画特集』 東京都町田市

今、日本は2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて盛り上がりを見せているところですが、さらにその20年後に目を向けてみると、また違った景色が見えてきます。

2040年。それは、日本がこれまで体験したことのない「極限」の状態に達する年と予測されています。国立社会保障・人口問題研究所の2017年推計によると、1.5人の現役世代が1人の高齢世代を支えるようになるとのこと。また85歳以上人口が高齢人口の3割近くにもなり、高齢世代の中での高齢化も進みます。また、就職氷河期にあって安定した仕事に就くことができなかった世代が高齢者に含まれるようになることで、経済的に困窮した高齢者や、単身者の増加も問題視されています。

そうした困難な時代を前に、東京都町田市では「まちだ未来づくりビジョン2040(仮称)」という新しい基本構想・基本計画を考えていると、『広報まちだ 2019年7月15日特集号』で報じられていました。町田市は2040年には人口が40万人を下回ることが予想されており、市の未来の姿とそのつくり方を考えていこうというわけです。

ここで意識されているのは、徹底した市民目線です。市民意識調査に始まり、無作為抽出型市民ワークショップ、子育て世帯等へのインタビュー、地区別意見交換会(タウンミーティング)…と、いろいろな場で地域の人の声を集めていきます。

また町田の魅力を発信し、町田の未来を考える若者グループ「町田創造プロジェクト(MSP)」のメンバーを募集し、これから大人になる若い人のアイデアや発想などを、市の計画づくりに反映していきたいといいます。この「町田創造プロジェクト(MSP)」で募集されているのは、市内在住、在勤、在学の15~18歳です。さて、自分自身の高校生時代を振り返ってみると…。私にとって自分の住む街は、絶対的なものとして、そこに存在していて、自身がつくるものとして考えたことなどありませんでした。まして、自分の未来さえ見えないのに、街の未来に思い描くなんて…。私はなんて時代に甘え、安穏とした青春時代を過ごしてきたのだろうかと恥ずかしくなるほどです。

そんな私の世代を支えていくために若い世代が知恵を絞るのは、なんだか申し訳ない…と、高校生の娘に話したところ、意外な言葉が返ってきました。「なにごともつくることは楽しいものじゃない? 型にはめられるよりは」。なるほど、来るべき困難な時代はスクラップアンドビルドの契機でもあるということでしょうか。私も未来の街の一員として、どのような役目を果たしているのか楽しみになってきました。2040年、まだ寿命が尽きていなければ…ですが。

 

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