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自治体の皆さまへ

使い捨てプラスチック製品の利用を控える

東京工業大学環境・社会理工学院研究員
本田正美

2019.10.04 広報いせ 令和元年9月15日号 三重県伊勢市

 先日、国連本部で「気候行動サミット」が開催されました。そこで行われた16歳のグレタ・トゥンベリさんによる演説が話題となりました。何といっても、世界各国の首脳に対して、気候変動問題について行動を起こしていないと迫る姿が印象に残りました。

 さて、ここ最近、自治体の広報紙上でも環境問題に関する記事を数多く目にするようになった気がします。
 例えば、三重県伊勢市の広報誌では、シリーズ循環型社会「MOTTAINAI(もったいない)」として、毎月、ごみの分別・減量に関するお知らせを掲載しています。
 「MOTTAINAI」は、2004年にノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんが2005年に日本に訪れた際に感銘を受けた言葉で、それにちなんで記事の表題とされています。

 伊勢市の広報誌9月15日号の「MOTTAINAI」の欄には興味深いことが書かれていました。
 まず、日本では、年間約900万トンのプラスチックごみが排出されていることを紹介しています。そして、そのうちの約7割がこれまでは中国に輸出されていたところ、中国が受け入れを拒否したことから、日本のプラスチックごみは行き場がなくなっているというのです。使い捨てプラスチック製品の利用削減について、その必要性を指摘することで記事は締め括られています。

 普段使用する使い捨てプラスチック製品と言えば、レジ袋やペットボトル容器がその代表でしょう。いずれも、ついつい利用してしまうものですが、何度も広報紙で啓発の記事を見れば、使用は控えようということにもなるはずです。継続的に啓発記事を掲載することは意味のあることだと思います。

 

シリーズ循環型社会「MOTTAINAI(もったいない)」

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