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自治体の皆さまへ

大勢が一人をだます「劇場型」詐欺から身を守る。

(一社)自治体広報広聴研究所代表、公共コミュニケーション学会理事、元自治体職員、東京都在住
金井茂樹

2019.10.09 広報そうま(令和元年10月1日号) 福島県相馬市

警察庁ホームページによると、今年上半期の特殊詐欺の認知件数は8,025件(前年同期比マイナス8.4%)で、昨年に続き認知件数が減少してきています。政府、自治体、警察、民間団体等が協力して行ってきた対策が効果を表してきたようですが、まだまだ発生件数は高い水準にあります。自治体広報紙にも継続的に特殊詐欺への注意喚起の記事が掲載されています。

今回は、特殊詐欺を特集する福島県相馬市「広報そうま」令和元年10月1日号の“特集 特殊詐欺”を取りあげます。この記事には、年々変わる詐欺の具体的な手口の解説とともに、特殊詐欺から身を守る方法が紹介されています。最近の特殊詐欺の手口は、“何人もの人間が、百貨店の店員や警察官、銀行関係者といった役割を演じて人を騙す”いわゆる「劇場型」になっているのが特徴になっているようです。大勢が一人の人をだます仕掛けなので、注意をしていても、相手を信用してしまう危険性があります。この記事では、その対策として「慌てない」「相談する」「かけ直す」「暗証番号を教えない」という方法が紹介されています。とくに「相談」と「かけ直し」が大切です。「劇場型」ですので、相手から指定された電話番号やかかってきた電話を信用してはいけません。必ず自分が知っている番号や調べた番号にかけて相談することが重要です。まずは、警察・市役所に電話をかけて状況を伝えることです。いつでも警察・市役所の電話をかけられるように備えておくことが大切です。

高齢者はついつい家庭の事情やお金のことを話してしまう傾向にあるようです。高齢者のみの世帯が増加しているなかで、このような犯罪を防ぐには、多少の不便があっても知り合い以外からの電話に出ないこともひとつの方法です。まわりの高齢者の皆さまにぜひ伝えていきたいと思います。

☆福島県相馬市の観光情報
相馬市のイベント、観光スポット、歴史・文化などを紹介した相馬市観光協会公式サイト「きらりと光る相馬観光ガイド」はこちらです。

 

特集 特殊詐欺

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