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自治体の皆さまへ

ICTで進化する農業を知る。

(一社)自治体広報広聴研究所代表、公共コミュニケーション学会理事、元自治体職員、東京都在住
金井茂樹

2019.10.30 広報たきかわ 令和元年11月号 北海道滝川市

農林水産省ホームページによると、現在の日本の農業就業人口(※)は約168万人(概算値)。10年前と比較すると90万人ちかく減少しています。後継者・従事者不足により平均年齢も60歳代後半の水準です。人口減少の時代を迎えた日本の農業は多くの課題に直面しています。

今回は、地域の農業を特集する北海道滝川市「広報たきかわ」令和元年11月号の“特集 いま、農業が熱い!!(1)(2)”を取りあげます。この記事では、高齢化による離農や後継者・従事者不足による農家1戸あたりの農地面積が増大するなかで、最新の情報通信技術(ICT)を積極的に導入する農家の方たちの取り組みが紹介されています。農業に導入されるICTとは一体どのようなものなのか。ここでは、これからの農業に期待されるものとして4つの技術が取り上げられています。
(1)RTK基地局の設置
(2)GPSガイダンスシステム
(3)自動操舵補助装置
(4)自動給排水栓
それぞれの技術がどのようなものであるかは記事にて説明されていますが、今回の記事のなかで個人的に目に留まったのが農家の方によるICT技術の導入のメリットについてのコメントです。-これまで神経を使いながら勘と経験で行ってきた作業が、正確なデータや技術を活用することで気持ちもかなり楽になり、精神的負担を大幅に軽減できるようになったことが一番の利点だと思っています。農業という自然と向き合った仕事の厳しさの一端を感じることができたような気がしました。

日本の農業就業人口の減少とともに、日本の食料自給率も低下が続いています。自給率の低下については、将来輸入できなくなるリスクや輸入食品の安全性の問題が指摘されています。安全で安心できる食を提供してくれている日本の農業に対して、もっと関心を向ける必要があるとあらためて感じました。

※農業就業人口とは年間の労働日数のうち農業に関する労働日数が最も多い人のこと。
☆北海道滝川市の観光情報
滝川市のイベント、観光スポット、歴史・文化などを紹介した「たきかわ観光協会」公式サイトはこちらです。

 

特集 いま、農業が熱い!!(1)

特集 いま、農業が熱い!!(2)

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