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北条氏がつなぐ姉妹都市~八王子・小田原・寄居の記念イベント“マンホール蓋(ふた)交換式“

「自治体広報広聴研究所」代表、公共コミュニケーション学会理事、元自治体職員、東京都在住
金井茂樹

2017.11.14 広報はちおうじ 平成29年11月1日号 東京都八王子市

八王子市は大正6(1917)年に市制を施行し、今年(2017)東京都内で初めて市制100周年を迎えたそうです。この八王子市で有名なものが世界一の登山客を誇る高尾山(標高599m)です。最近では年間200万人を超える登山客がやっているそうです。高尾山にはケーブルカーやリフトもあるので、子どもから高齢者まで楽しむことができます。私の周りにも“高尾山に行ってきた“という人も少なくありません。紅葉の見ごろは11月中旬から12月上旬だそうです。

今回は、この世界一の山を有する東京都八王子市の「広報はちおうじ」平成29年11月1日号に掲載された「11月18・19日八王子いちょう祭り」と「市長コラム」を取りあげます。
この二つの記事は八王子いちょう祭りの案内とそのなかで行われる100周年記念イベントの紹介です。この記念イベントのひとつが“下水道マンホール蓋(ふた)交換式”だそうです。これは、今年の10月に北条三兄弟の縁で姉妹都市盟約を締結した小田原市・寄居町とそれぞれオリジナルデザインのマンホール蓋を交換するというものです。自治体間のマンホール蓋交換は全国初で、この蓋は北条氏にゆかりのある八王子城跡内通路に設置されるとのことです。下水道マンホールという日常生活を支えてくれるものの交換は、地域の方も身近に姉妹都市を感じることができると思います。

鎌倉時代の北条氏は有名ですが、戦国時代に北条氏が広く関東を治めていたことを知る人は少ないかもしれません。江戸城を支配したのは太田道灌や徳川家康だけではありません。この3都市の姉妹都市盟約を機に、北条氏が戦国時代の関東を支配していたことが知られるようになるかもしれません。

☆東京都八王子市の観光情報
八王子市のイベント、観光スポット、食、宿泊、歴史・文化などを紹介した「八王子公式ホームページ」はこちらです。

 

11月18・19日八王子いちょう祭り

市長コラム

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