広報紙の広報
今週の月曜日、ヒアリング調査のために鹿児島市役所にお邪魔してきました。その際に乗ったエレベーターに、広報紙の宣伝が掲示されていました。
エレベーターの内の側面の壁に、広報紙の最新号の主な記事を紹介した掲示物が貼られていたのです。
広報紙は市の広報広聴のために発行されるものですが、広報紙自体を広報する必要もあります。まずは広報紙の存在を知ってもらわなければならないのです。
広報紙の広報をいかに行うのかが課題となるのですが、鹿児島市は広報紙の広報として庁内での広告を行っているのです。市役所に足を運んで人の目に触れる場所で広報紙の広告を行えば、それをきっかけに興味を持ってもらい、その場で実物の広報紙を手に取ってもらうことにつながるかもしれません。
鹿児島市の広報紙11月号は、来年1月からは放送される大河ドラマ『西郷(せごどん)』に関する特集が組まれています。その特集を前面に出した広告が作成されていることが分かります。実際の紙面はマイ広報紙で確認出来ますが、普段の行政からのお知らせにとどまらず、読み物としても楽しめる記事になっていることが分かります。
様々な契機をとらえて、広報紙の存在を知ってもらい、紙面に誘導していく。広報紙の広報にも工夫が凝らされています。