【働く女性の注目記事】暑い季節だけじゃない!冬こそノロウイルス対策を
師走を迎える時期になり、寒さが一段と厳しい季節になってきました。インフルエンザや風邪など冬に猛威を振るう流行病の予防に取り組んでいる方も多いと思います。意外かもしれませんが、実はノロウイルスも冬に気をつけたい病気のひとつなのです。冬は、ノロウイルスとインフルエンザを併発するといったリスクも伴い、深刻な症状になってしまう傾向があるそうです。平成29年11月20号広報千代田では、「健康通信ノロウイルスにご注意を!」の記事で注意を呼び掛けています。
ノロウイルスは、下痢や嘔吐を伴う急性胃腸炎の症状を引き起こすウイルスです。飛沫感染や貝などの食品経由で感染していきます。保育園や幼稚園、小学校など、集団生活の場所で発症すると一気に感染が広がる危険を伴う病気です。感染力が強く、体力のない高齢者や乳幼児は大きなダメージを受けやすいといわれています。
子育て中の家庭にとって、嘔吐や下痢といった症状は一番やっかいなものです。小さなお子さんが吐いてしまったものを親御さんが片付けていて感染してしまった、ということもあるでしょう。使い捨て手袋を使ったり、マスクや手洗いを徹底したり、どんなに慎重に対策をしても家族の誰かが感染してしまうと簡単に予防することはできません。
受験生のいるご家庭など、体調管理に神経を使う季節でもあります。丁寧に手洗いする習慣をつけ、しっかりと加熱調理した食品を選ぶなど、家庭でできることから対策をしていきましょう。