【働く女性の注目記事】忘年会前に読んでおきたい広報紙。お酒の適量ってどのくらい?
忘年会に新年会など、お酒の付き合いが増えるこの時期。飲んで騒いで語らえば気分転換にもなり、「また1年頑張ろう」という活力にもつながる良い機会です。でも、羽目を外しての飲み過ぎには要注意!よく「節度を守って適度な飲酒を」と言われますが、お酒の“適量”っていったいどのくらいなのでしょうか?
東広島の広報紙に掲載されているアルコール摂取の目安によると、ビールなら500ml、日本酒なら1合(180ml)、ワインで言えばグラス1.5杯(180ml)が適量とされています。私はお酒に弱い方で、ビールならコップ1杯飲んだだけで顔が赤くなったり青くなったりしてしまうのですが、お酒好きなら物足りない量かもしれません。実際にはこちらを上回る飲み方をしてしまう人が大半ではないでしょうか。しかし、「百薬の長」と言われるお酒は、過剰に摂ることで寿命を縮めることにもなりかねないのです。
例えば肝臓障害をはじめとする生活習慣病の助長やがんの誘発、精神や脳への障害などが考えられます。また同記事では、「つい飲みすぎている」「お酒を飲まないと落ち着かない・眠れない」など、飲酒をコントロールできなくなる危険性にも触れています。飲酒量の増加は自分では自覚しにくく、気づいたら自分ではどうしようもなくなっていることも。多量飲酒をして良いことなど、何もありませんね。
宴席の際、上司や得意先からのすすめは断りにくい場面もあるとは思いますが、最近では多量飲酒を強要する「アルコールハラスメント」をなくそうという意識も高まりつつあります。強い勧めは爽やかにあしらいつつ、「ちょっと物足りないな」と思うくらいの量に留めておくことが、健康で長く飲み続けられるコツなのかもしれませんね。