年末年始は犯罪が増える時期。あらためて対策を確認しよう!
毎年、年末年始は犯罪や事故が増える時期です。繁華街や電車内でのスリや置き引きをはじめ、帰省や長期旅行での留守宅をねらった空き巣などがとくに増加するそうです。また、12月は死亡事故が最も多く発生する月でもあります。この時期、自治体広報紙には年末年始のイベントや催し物などのお知らせとともに、犯罪や事故にあわないための注意喚起の記事が数多くみられます。
今回は、犯罪の注意喚起の記事のなかから埼玉県越谷市「広報こしがや季刊版」平成29年12月(平成29年冬号)の“特集 防犯の心得~犯罪に巻き込まれないために1・2・3”を取りあげます。この記事は、年末年始の犯罪を防止するために越谷市が行っている取り組みと対策の紹介です。特集1は、具体的な数字を使った越谷市の犯罪の現状と自動車盗、自転車盗、侵入窃盗それぞれへの対策です。街頭犯罪の68%を占める自転車盗では、大型商業施設やパチンコ店での駐輪場で未施錠の自転車が犯罪の対象になっているとあります。この自転車盗に限っていえば、発生する場所と原因が分かっていながらなかなか減少していない。その理由は私たちの“うっかり”によるところが多いので、あらためて「短時間での駐輪でも鍵をかける」ことを確認したいと思います。また、特集2では詐欺被害の対策、特集3では子どもや女性を狙った犯罪対策について解説があります。犯罪対策は全国共通ですので、この特集記事はお住まいの地域に関係なく、ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思います。
年末年始の犯罪・事故の被害者の増加は、加害者の増加ともいえます。年末・年始でのお酒を飲む機会も増えてきます。酔った状態での電車内やタクシーでのトラブルも増加するそうです。犯罪や事故の被害者にならないための対策を確認することはもちろんですが、加害者にならないように気を付けることも大切です。年末・年始の飲みすぎには注意したいものです。
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