【働く女性の注目記事】年末年始、急病の時も落ち着いて。~「119番」の前にできること~
今年も残すところあと数日となりました。年末年始は医療機関もお休みになり、何かあった時にかかりつけ医に診ていただくことがむずかしくなりますね。
いくら気をつけていても、この期間中に思いがけず病気やケガをした経験をお持ちのご家庭も多いのではないでしょうか。わが家でも上の子どもが幼稚園児の頃、年末の夜中に喘息で呼吸が苦しくなり、救急外来に駆けこんだことがありました。
東大阪市政だより12月15日号によると、年末年始になると119番で病院を教えてほしいという問合せが多数あるとのこと。ご存知のとおり、119番は消防車や救急車を出動させる緊急の電話番号です。安易な利用は避けたいですね。
予期せぬ状況での病気やケガは、本人も家族も冷静に対処しづらくなるもの。命にかかわる緊急時には迷わず119番することが大切ですが、判断に迷った時に知っておくと助けになる電話番号やアプリがあります。
休日・夜間に子どもの急病やケガで、病院へ行った方がよいか迷った時は、#8000の短縮番号にかけると、各都道府県の小児救急電話相談につながり、アドバイスが受けられます。
また、消防庁が提供している全国版救急受診アプリ(愛称「Q助」)では、該当する症状を画面上で選択していくと、緊急度に応じた必要な対応が表示されます。
そして、地域に特化した情報を知りたい時に何より役立つのが広報紙。各自治体でその年最後に発行される号には、年末年始の救急診療や電話相談窓口の番号が掲載されています。いざという時に落ち着いて行動できるよう、早めにチェックしておきたいですね。