【働く女性の注目記事】人と地域がつながる自治体アンテナショップの今
皆さんは、自治体アンテナショップをご存知ですか?自治体が主体となり単なる観光物産案内所ではなく、地域の多様な情報を受発信するとともに、特産品販売施設や飲食施設等を設置している店舗のことです。全国の地域の活性化活動を支援している一般財団法人地域活性化センターが行った平成29年度の「自治体アンテナショップ実態調査」によると、都内のアンテナショップ数は過去最高の72店舗(平成29年4月1日現在)になったというから驚きです。
広報千代田(2018年2月20日号)では、千代田区神田錦町のオフィス街にあるアンテナショップ「ちよだいちば」についての記事が掲載されています。
アンテナショップというと県単位のものをイメージしがちですが、この「ちよだいちば」では、日本各地の約50市町村の特産品を取り扱っており商品数は100種類以上。県単位のアンテナショップでは、なかなか取り上げられる機会のない希少な品が並び、地域の生産者の商品への思いや「ストーリー」をとても大切にしているとのこと。私は、記事を読んでいるだけでもワクワクして訪れてみたくなりました。
「自治体アンテナショップ実態調査」によると、自治体PRや特産品PRの他に、外国語のパンフレットの配布・語学ができるスタッフを常駐する店舗など外国人客への対応や移住を考えている人への移住相談窓口を設置しているところもあるとか。今後も複数の自治体が出店を計画しているそうで、どんな特色のあるお店が登場するのか期待が高まります。皆さんもぜひ、自治体アンテナショップで新たな発見をしてみては。
一般財団法人地域活性化センターのホームページ https://www.jcrd.jp