文字サイズ
自治体の皆さまへ

【働く女性の注目記事】働くママが活躍しやすい社会に!――時代の潮流を肌で感じて


高橋 恭子

2018.03.15 広報さんごう 平成30年3月1日号 奈良県三郷町

 私が長男を出産したのが約5年前。その頃と比べ、働くママ=“ワーママ”数は顕著に増えたと感じます。私の住む街では、おじいちゃんの時代からあった幼稚園は閉園になるのに保育園数は軒並み上昇、それでもまだ待機児童がいるのですから驚きです。「保育園落ちた日本死ね」「名もなき家事」「ワンオペ育児」などの言葉が社会現象として取り沙汰されることからも、時代の変化を感じずにはいられません。

 「男女共同参画事業」という言葉も最近よく目にするようになりました。奈良県三郷町発行『広報さんごう』3月号の“とらいあんぐる 女性の育成、定着にむけて”でも、性別や家庭の事情に関係なく柔軟に働けるダイバーシティマネジメントで女性を登用することが重要とし、家庭や育児との両立が困難と感じている多くの女性のためにも、職場・家庭双方での男性の意識改革が必要と訴え、男女共同参画事業への理解と協力を求めています。

 私は出産を機に、それまで勤めていた職場を退職しました。保育園に入れず、そしてまさに家事や育児との両立が難しいのではと思ったからです。今は在宅ワーカーという新たなキャリアを歩んでいます。在宅の仕事はやりがいがあり、今の自分に合ったバランスが保てていると、この選択に満足しています。両立の仕方は人それぞれ。ですが、どんなかたちにしろ、周りの人の理解と協力はとても貴重なものだと思います。今後さらに増加していくワーママたちが、少しでも家事・育児と仕事の両立がラクになるような、そんな社会になることを期待しています。

 

♪とらいあんぐる♪女性の育成、定着にむけて

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU