【働く女性の注目記事】子どもの思春期の悩み。母ひとりで抱えるのは止めませんか?
桜も咲き始め、気分が浮き立つような晴天が続く春。一方で3月~4月は進学や就職などの環境の変化により、心身のバランスを崩しやすい時期でもあるそう。とくに3月は1年を通し最も自殺者が多いことから「自殺対策強化月間」にも定められています。
子どものSOSサインのひとつである不登校や引きこもりも心配です。実は我が子も小学校に入ってすぐに「登校しぶり」になりました。きっかけはささいなことでしたが、日に日に起床時間が遅くなり、ついには布団から出るのを泣いて嫌がるようになったのです。焦った私は怒って追い詰めてしまい逆効果に。最終的には子どもの気持ちを受け止め、休職して一緒に登校するようにしたところ、1年ほどかかりながらもようやくひとりで通えるようになりました。この間、私たち親子は担任や習い事の先生、職場・近所の先輩ママたちなどにアドバイスをもらうことで何とか乗り超えられたと感じています。
こうしたデリケートな問題は家族だけで抱えてしまいがちですが、自治体には辛い思いに寄り添ってくれるサービスがあります。例えば「広報いずも 2018年4月号 ひとりで悩まないで!!子ども・若者支援センターにご相談ください」によると、センターでは子どもだけでなく三十歳代やその家族からの相談も受け付けているそう。「仕事で失敗して家にひきこもるようになってしまった」「本人の気持ちが分からない」といった本人・家族の悩みを真摯に受け止め、状況に合わせたアドバイスや体験活動の機会を提案しています。話を聞いてもらうだけでも心が軽くなるかもしれません。お悩みがある方は自治体の支援センターを探してみてはいかがでしょうか。