インターネットなどの通信を介して、時間や場所の制約を受けずに働く「テレワーク」という働き方が注目されています。広報はくば 2018年4月号の「平成29年度ふるさとテレワーク推進事業 ヤフー白馬ベースをテレワーク拠点として整備しました」の記事では、長野県白馬村での取り組みが紹介されています。

　従来、自宅で行える仕事といえば何かを作ったりする内職がほとんどでした。しかしここ数年で、個人所有のパソコンがハイスペックになり、一般住宅の通信速度が向上したため、オフィスと同じレベルのネット環境を自宅に整えることが可能になりました。在宅していてもパソコンを介して相手の顔を見ながらweb会議に参加することもできるので、遠く離れた相手とも、海外の方ともリアルタイムでやり取りができる時代になりました。

　かくゆう私も、テレワーカーの一人です。通勤がないため、家事、育児、仕事を自分のペースで配分することができることが大きなメリットです。しかしながら、どうしても自宅に引きこもりがちになります。白馬村のような無料で誰でも利用できるコワーキングスペースは、交流場所にもなりとても魅力的で羨ましいです。

　テレワークの普及にはサテライトオフィスを作るための環境整備が必要不可欠です。テレワーカー個人の裁量に任せず、国や自治体が主導で多用な働き方を推奨する仕組み作りを期待しています。

平成29年度ふるさとテレワーク推進事業 ヤフー白馬ベースをテレワーク拠点として整備しました