【働く女性の注目記事】区民による、区民のための「江南区パパノート」誕生!
みなさんは、「父子手帳」をご存じでしょうか。子育て中に活用したことがある方もいれば、「聞いたことはあるけれど、中身は一体どんなもの?」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
「父子手帳」は父親になる人を対象にした、妊娠・出産・子育てについてのガイドブック的な役割をもつ冊子です。各自治体によって任意で作成・発行されており、名称や内容も独自の特色をもったものが近年増えてきています。
新潟市江南区発行の「区役所だよりこうなん」平成30年5月6日号には、この4月から配付を開始した「父子手帳」にあたる冊子、「江南区パパノート」が取り上げられています。
区民の生の声を取り入れ、真に役に立つものを作るため、子育て世代を対象にしたアンケートを事前に行い、区民の編集委員による10回の編集会議を経て完成しました。
「夫婦で作り上げる、交換日記のようなコミュニケーションツールにすることを目指しました」という男性編集委員さんの声や、「一方的な『マニュアル』にならないように心がけました」という女性編集委員さんの声も紹介されていて、父親・母親双方の視点を取り入れて作成されたことが伝わってきます。
子どもの成長の節目ごとに夫婦でメッセージを書き込む欄や、写真を貼る欄をたくさん用意しているところが「江南区パパノート」の最大の特徴だそう。書き込む時間や完成したノートは、家族にとっての宝物になることでしょう。
区民の声を生かし、区民が携わって誕生した「江南区パパノート」。愛着をもって活用されていくことを願っています。