「ウルトラマラソン」をご存知でしょうか？一般のマラソン42.195㎞を超える50km、100kmなどの長距離レースや24時間走などの時間走レースなどの総称です。このような過酷な設定のマラソン大会は全国各地で開催され、ランナーの注目を集めています。

　広報はまとんべつ 6月号（平成30年6月10日発行）Vol.577で紹介されている「第8回北オホーツク100kmマラソン」もそんなウルトラマラソン大会の1つです。開催地である北海道浜頓別町を調べると、稚内空港より約90km。アクセスが良いとはいえない土地で行われる大会ですが、毎回500人を超えるランナーがチャレンジしているそうです。

　近年、町おこしの一環でマラソン大会を企画する地方自治体が非常に増えています。しかしながら、大会運営、コース設営、ボランティア集めなどが難航し、ランナーの受け入れが上手くいかない大会も数多くあるそうです。インターネットで評価が下がってしまえば、次回の参加者は減少してしまい大会の継続が困難になることもあるでしょう。

　老婆心ながら「北オホーツク100kmマラソン」の評判を検索してみると･･･地元の熱意、沿道からの応援、美しい景観など絶賛の声！1度参加すると必ずリピートしたくなる大会として感動的なコメントが多数集まっていました。

　地方の特産物やお土産が目当ての派手なマラソン大会も良いけれど、ランナーに寄り添ってくれる温かさや情熱を感じる大会が、過酷なレースなほど記憶に残るのかもしれませんね。

第8回北オホーツク100kmマラソン