夏休みの体験学習に…花火&ボランティア
梅雨の鬱陶しい季節ですが、広報紙では早くも夏の風物詩、花火の告知を見かけるようになりました。千葉県佐倉市の広報紙『こうほう佐倉 2018年6月15日号(1287号)』では、8月4日(土) におこなわれる「佐倉花火フェスタ2018」の概要が報じられていました。この記事では、同時に協賛やボランティアの募集もおこなわれています。なるほど、早い時期に掲載したのは、こういう意味合いもあったのですね。
大きなイベントですから、協賛はもちろん、ボランティアも大切な存在です。ボランティアは、当日、花火が打ち上げられる前までの2時間弱、ごみ拾いやごみ袋の配布、アンケートの実施、募金活動などをおこなうという役割を担うようです。決して長時間ではありませんが、夏の暑い時期ですから、少し覚悟がいるかもしれません。しかし、参加特典として、有料観覧かしま会場(自由エリア)での観覧、数に限りがありますが、スタッフTシャツのプレゼントも、ちゃんと用意されています。
私が注目したのは、このボランティアの募集対象が、小学生以上でよいというところです(小学生は保護者同伴、市外可)。というのも、我が家の子どもたちも小学生のとき、ボランティアをさせていただいて、その体験を自由研究でまとめようと考えたことがあったのですが、あいにく小学生に門戸を開いてくれるボランティアに巡り合えませんでした。「子どもは必要とされて大人になる」という言葉を聞いたことがありますが、自分が世の中に役立つのだという経験を夏休みにすることは意義深いと考えていたので、とても残念だった記憶があります。この花火大会のボランティアのような告知を目にしたら、きっと飛びついていたと思います。
みんなに花火を楽しんでもらうために、自分の持ち場で働き、そして花火を見て楽しむ人の笑顔に癒されて帰る…そんな体験は、自己有用感の育成にもひと役買うに違いありません。募集は、先着150人とのこと。いろいろな世代の方々に混じり、貴重な体験を夏休みにしてみるチャンスです!