あなたのデザインが全国を駆け巡る
5月、国土交通省は10月から交付される地方版図柄入りナンバープレートの詳細情報を公開しました。
地方版図柄入りナンバープレートとは、地域の名産品や景勝地などが数字の背景にデザインされたものです。10月から、全国41地域で交付されることになりましたが、同時に2020年を目途に17地域を追加することも発表されました。
今回ピックアップする三重県玉城町も追加される地域に含まれています。伊勢市・鳥羽市・志摩市・玉城町・度会町・南伊勢町・明和町の7市町が三重ナンバーから伊勢志摩ナンバーに変更され、地方版図柄入りナンバープレートになります。
玉城町の広報誌には、この地方版図柄入りナンバープレートの図柄のデザイン案の募集の記事が掲載されています。
7月1日から8月31日まで、伊勢志摩ナンバーの図柄のデザインが募集されています。最優秀作品は1点で、10万円の賞金があり、なおかつその作品が伊勢志摩ナンバーのデザイン候補として採用されます。
応募資格は「日本に在住する人」ですので、全国から応募がありそうです。
もちろん、玉城町だけでなく他の6市町も一緒にこのデザイン案の募集を行っており、「広報いせ」「広報とば」「広報しま」「広報めいわ」「広報わたらい」「広報みなみいせ」の7月発行号に同様の記事が掲載されています。
おそらく、今回追加された別の地域についても図柄のデザイン案の公募が行われているのではないかと思います。
玉城町の広報誌の表題に「あなたのデザインが全国を駆け巡る」とあるように、デザインが採用された際には、そのデザインのナンバーをつけた自動車が全国で見られるようになります。より多くの応募により、優れたデザインが採用されることになるのを願って止みません。