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自治体の皆さまへ

帰りにお買い物もOK! 無料送迎バスで行く「がん検診ツアー」

「子供のお金教育を考える会」代表、文部科学省消費者教育アドバイザー、神奈川県消費生活審議会委員、経済教育学会理事
あんびるえつこ

2018.09.03 広報えべつ 2018年9月号 北海道江別市

 先日、国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」の作者である、さくらももこさんの訃報が伝えられました。享年53。あまりにも若すぎる死でした。若い方のこうしたニュースが報じられると、検診の大切さも同時に報道されます。しかし病院嫌いな私は、検診ですべての病気が救われるわけではないのに…と屁理屈をこねて、なんとか回避しようとしてしまいます。

 国は「がん対策推進基本計画」で、2016年度までに、がん検診受診率を 50%以上にすることを目標に据えていました。しかし、がん検診の受診率は 現在30~40%台。自治体はさらなる「受診率向上のための方策を検討し、実施する」と、平成30年3月に閣議決定された第3期の計画に、明記されています。ちまたには、私のように腰の重い人たちが多く存在するようです。

 ところが、こんな私でもちょっと食指が動く健診の記事を、北海道江別市広報紙『広報えべつ 2018年9月号』で見つけてしまいました。「特集  検診で乳がん予防」の中に、「無料送迎バスで行く検診ツアー! 送迎バス検診を受けてみませんか」とあります。

 「無料送迎バス」。なんていう魅力的な見出しでしょう。お金を出して電車に乗り、駅の階段を上り下りして、さらに駅から歩く…なんていう苦行をしなくても、そこに座っていれば、江別市から札幌市の北海道対がん協会札幌がん検診センターまで、無料で連れて行ってくれるとは!

 さらに「検診が半日で終わる時間的効率の良さ」が紹介されています。そう、病院が嫌なのは、あの待ち時間の長さ! これで何人かが申し込もうかな、と思うはずです。

 それだけではありません。バスは往復の送迎があるものの、帰りはバスに乗らず、札幌でお買い物や用事を済ませてもOKとのこと。はい、これで私もきっと申し込みます! 帰りのお買い物を目当てに…。

 当日は、がん検診や健康診断だけでなく、オプションでより精密な検査(肺CTスキャンや胃内視鏡検査、乳腺エコー検査など)を同時に受けることも可能ということなので、帰りのお買い物を心の励みに、この際、とことん見てもらう…というのもいいかもしれません。

 実は、私のところにも、春に自治体から検診のおさそいが届いております。陽気もよくなってきました。そろそろ重い腰を上げようかな…と思いつつ…。何か魅力的な「心の励み」がないとなかなか動けない、私なのでした。

 

特集 検診で乳がん予防(1)

特集 検診で乳がん予防(2)

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