【働く女性の注目記事】9月は防災月間。水の怖さを振り返り、災害に備える
9月1日は防災の日。そして、秋は台風や大雨が多いシーズンでもあります。今月は全国各地で、備蓄食の試食会や避難場所決めワークショップといった防災関連の催し物が行われたようです。
東京都葛飾区の広報かつしか 平成30年8月25日号の「早めの行動 情報収集 大規模水害から命を守る!」によると、東京23区東部に位置する「江東5区」((葛飾区・墨田区・江東区・足立区・江戸川区))が共同で大規模水害ハザードマップを作成したそうです。
江東5区は低地帯が多いことから、洪水が発生すると長期間に渡って浸水が継続することが見込まれています。共通の課題を抱える5区が大規模水害による犠牲者がゼロを目指して検討を進め、住民の広域避難のサポートとなるマップ作成に至りました。
水の力には私たちの想像を上回る危険性があります。NHKの「そなえる 防災」ホームページでは、水の怖さを示すいくつかの数字を紹介しています。
「水深が2倍になると水圧は4倍」「流速が2倍で水の力は4倍」。水かさが増し水の流れが速くなればなるほど、水の力も強くなり歩いて逃げるのが難しくなります。
「ポイントは50cm」。浸水時に大人が歩ける水の深さは膝くらいまでで、これを超えると歩行困難になるのだそうです。
災害への備えのポイントは「早めの行動」と「正確な情報収集」。被害をできるだけ少なくするため、自分たちの命は自分たちで守るという気構えを持って日ごろから準備を行い、一人ひとりが防災意識を高めましょう。