【働く女性の注目記事】離島中学生の熱い夏!今年も「離島甲子園」開催されました。
全国各地の離島の中学生野球チームが一同に会す「国土交通大臣杯第11回全国離島中学生野球大会」、通称「離島甲子園」という大会をご存知でしょうか?
市報さど平成30年9月号「離島甲子園佐渡市中学校選抜チーム初優勝!応援ありがとうございました」の記事では、佐渡市中学校選抜チームの優勝がリポートされています。
今年で11回目を迎える離島甲子園、今年度は鹿児島県種子島が開催地でした。全国の離島を巡回しながら離島チームの中学生が野球を通じて交流を深めるそうです。
ところで、「甲子園なのに、なんで中学生?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。実は、島内に高校がある島は少なく、中学卒業後に島を離れてしまう子どもが多いという事情があるそうです。
日本には、本土5島(北海道、本州、四国、九州、沖縄)を除いて、離島が6847島あり、そのうち有人離島は400島ほどあるそうです。小さな島の場合、病院や学校など子育てに必要な公共機関が整っていない島も多く、どうしても島から離れざるをえない状況もあります。近い将来、故郷の島を離れなければならないかもしれませんが、島の代表として遠征に行く選手の姿は、さぞ誇らしげなことでしょう。野球だけでなく、さまざまなスポーツや文化交流が増え、離島で暮らす子どもたちの励みになる機会が増えるとよいですね。
それにしても、「離島甲子園」・・・その響きだけでも燃えます!応援しています。