自転車の運転ルールを確認しよう!
毎年5月は「自転車月間」です。これは1981年(昭和56年)5月に「自転車の安全利用の促進及び自転車駐車場の整備に関する法律」(自転車基本法)が施行されたことを記念して設定されたもので、自転車の安全運転、歩行者事故の防止などを目的としています。自治体においても、自動車に比べて環境負荷を軽減できる自転車をまちづくりに活用する事例がみられます。
今回は、東京都台東区の「広報たいとう」令和元年5月5日号の“5月は自転車月間 自転車の交通ルールを守り安全に走行しましょう”を取りあげます。台東区における2018年の交通事故発生件数は757件(2017年より55件増加)。そのうち自転車が関係する事故は全体の4割を超えているそうです。このような状況をふまえて、この記事では、自転車の安全運転のための5つの原則をはじめ、信号ルールの厳守、危険運転の罰則などが説明されています。ここでは危険運転の例として、傘をさしての運転、スマートフォンを使いながらの運転、イヤホンで音楽を聞きながらの運転が指摘されています。危険運転で2回以上摘発された悪質な自転車運転者は公安委員会の命令により講習を受講しなければならないようです。自転車を運転する際には注意したいと思います。ちなみに、この記事にある安全運転5原則とは以下のようなものです。
(1)自転車は車道が原則 歩道は例外
(2)車道は左側を通行
(3)歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
(4)「止まれ」の標識など安全ルールを守る
(5)子供はヘルメットを着用
一般財団法人自転車産業振興協会の調査によると、2018年の1年間における新車自転車の総販売台数は約703万台だったそうです。そのうち、約9.3%が電動アシスト車になっています。最近は、子どもをのせて走る電動アシスト自転車をよく見かけるようになりました。ますます便利になる自転車。安全運転をしっかり身につけたいと思います。
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