ポピーやバラ、街路樹や雑草達までもあっという間に成長する季節になりました。
散歩途中にふと、素敵な花々が歩道に顔をのぞかせていても、見知らぬお宅の庭を拝見する機会はなかなかありません。

広報きたもと2019年5月号に掲載の「花と緑のおもてなし きたもとオープンガーデン2019」は、一般の方々が丹精込めて育てた花や植物で造られた庭を鑑賞できるイベントです。
門をくぐると色鮮やかな花々が待っていましたとばかりに私を迎えてくれました。全体的にバラを中心とした庭造りの庭が多い印象を受けましたが、その種類の豊富さには驚かされました。

紹介された19件の庭の中でも、手作りの素敵にアレンジされた、大きなバラのアーチがとても印象的でした。ご主人は、現状に至るまで大雨によりバラの幹が倒れてしまったことや、種類によって思うような方向に成長してくれない話をしてくださいました。
うちの庭の木も虫がつき病気になったり、何度植え変えても枯れてしまったりしました。
しかし、その木々達も今では信じられないほど太い幹に成長しています。手を掛けたら掛けただけ更に愛おしく感じるものです。

今回、拝見させていただいた庭のオーナーさん達は皆、笑顔でいっぱいでした。
庭の花や葉が生き生きとしているときに、人はしあわせな気持ちになるのですね。
お気に入りの植物がつぼみをつけたとき、その花が咲くのが待ち遠しくて毎日ワクワクしながら庭を眺める日々です。こころが癒される庭造り、始めてみてはいかがでしょう。

花と緑のおもてなし きたもとオープンガーデン2019