選挙公報を確認しよう
今週末、参議院議員選挙の投票日です。
インターネットを用いた選挙運動が認められるようになって、候補者によるものをはじめとして様々な情報が私たちにも伝わってきます。そうかと言って、普段利用しているSNSを介しては、それぞれの趣向に近い情報が主に伝わってくるので、それこそ全ての政党の候補者の情報が伝わってくるわけではありません。かく言う私にも、知り合いの議員さんがいる政党の情報は伝わってきますが、縁のない政党についての情報には自ら探索しないと触れることが出来ません。
そんな中で、偏りなく情報を伝える手段として選挙公報が発行されています。その配布の仕方は様々なので、なかには受け取れない方もいるのは事実ですが、公費で作成・配布されるもので、立候補している候補者や政党については、スペースが基本的に公平になるように作られています。これひとつで候補者や政党を比較するには打ってつけです。
最近は、選挙管理委員会のWebサイトでも公開されているので、もし紙のものが入手出来なくても、Web経由で確認することが出来ます。
この選挙公報について知らせる記事が今月の各地の広報紙上で見受けられました。
そのひとつが目黒区の広報誌です。
目黒区では、目黒区シルバー人材センターが各家庭に選挙公報を配布しているそうですが、届かない場合の連絡先やその他に区内施設で配架されている場所が記事には記されています。
もちろん、都選挙管理委員会ホームページで閲覧可能であることも明記されています。
選挙公報には、各候補者や各政党が提出した原稿が基本的にはそのまま掲載されていますので、その内容にはそれぞれの思いが込められています。
最近は見かけることが少なくなりましたが、手書きで書かれた候補者というケースもありました。
選挙公報には投票の参考になる情報が掲載されていますので、じっくり確認した上で、投票に臨みたいものです。