糖尿病にかかるメカニズムを知っておく。
毎年11月14日は世界糖尿病デーです。この日は、糖尿病の治療に用いられるインスリンの発見者フレデリック・バンティングの誕生日にあたる日です。当日は世界各地でブルーライトアップを灯す行事が行われます。この時期、自治体広報紙には糖尿病の予防や早期発見、早期治療の大切さを伝える記事が多く掲載されます。
今回は、そのなかから鳥取県鳥取市の「とっとり市報」令和元年11月号の“11月14日世界糖尿病デー・11月20日世界COPDデー(慢性閉塞性肺疾患)”を取りあげます。最近頻繁に耳にする「血糖値」という言葉。この記事は、“血糖値が高いと何が良くないのか?”という問いに対する答えが書いてあります。
血糖値が注目されるのは、
・血糖値が高い状態が続くと、血管が傷つけられる
・その傷を治そうと血管の壁に血栓ができて血管が狭く、硬くなる
・血管が狭くなると心筋梗塞などの原因となる
という理由からです。そして、高血糖の怖さは、始めのうちは自覚症状が無いことだそうです。これは、血管が傷ついても痛みを感じないということです。私たちは健康診断を受診しても、なかなかその結果を生活改善につなげられないことも多いです。今回のような、誰もがかかる可能性のある病気のメカニズムをしっかり伝える記事は、健康意識や行動を変えるきっかけとなるかもしれません。
厚生労働者が今年の3月に発表した「2017年患者調査の概況」によると日本の糖尿業患者数は過去最高になっています。気が付かないうちに潜んでいる高血糖や糖尿病。健康寿命を伸ばすためには、空腹時の血糖値が重要とされています。自分が血糖値のレベルをあらためて確認したいと思います。
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