手洗いの習慣を身につける-インフルエンザは手から感染。
インフルエンザの流行期といえば、“11月頃から始まり、2月頃まで”というイメージがあります。しかし、最近では4月以降も感染が増えているという報告が多くあるそうです。一日の寒暖差による体の抵抗力の低下が要因ともいわれています。今や、インフルエンザの予防は一年を通じて必要になってきています。
今回は、インフルエンザの予防を特集する東京都中央区の「区のおしらせ 中央」令和元年11月11日号の“インフルエンザを予防しましょう”を取りあげます。この記事は、流行前のインフルエンザ予防方法のお知らせです。
・手洗い、アルコール製剤を用いた手指衛生
・マスクの着用
・適度な湿度(50~60%)
・十分な休養とバランスのよい食事
・インフルエンザ予防接種
などが示されています。これらの予防方法はいずれも多くの人が実践しているものだと思いますが、このなかでとくに重要なのが“手洗いの徹底”だといわれています。これは感染症の多くは“手”を介して体内に侵入するという理由からです。季節を問わず感染する可能性が高くなっているインフルエンザ。その予防には、普段の生活のなかで“丁寧に手を洗う習慣”を身につけるが大切なようです。
東京都では、流行開始の目安となる感染者数(定点当たり1.0人)が9月末に超えたそうです。9月中の集団感染も50件を超えています。今シーズンは早めの対策が必要との注意喚起がなされています。インフルエンザの関連情報は、厚生労働省や国立感染症研究所をはじめ、都道府県、市区町村のホームページに掲載されています。こまめにチェックしておくことも重要です。
★厚生労働省ホームページ(インフルエンザ総合ページ)はこちら
★国立感染症研究所ホームページ(インフルエンザ情報)はこちら