広報紙は捨ててはいけない! 急病の時に慌てないために…
昨年から今年にかけての年末年始は、大型連休になりました。そして、その後すぐに成人の日の祝日と、連休が多い印象です。
しかし、こと病人にとっては、病院がお休みになることが多く、不安なこともあります。東京都新宿区の広報紙『広報新宿 令和元年12月25日号(第2305号)』に、「12月28日(土)~1月5日(日)年末年始に急病になったら」という記事がありました。
そこに掲載されていたのは、「休日診療所」の当番日・当番医療機関の一覧表です。「休日診療所」とは、休日における急病対策として、地域ごとに輪番制で休日に開く医療機関のことです。年末年始に限らず、広報紙には、このような「休日診療所」が記されています。
わが家の子どもたちは、小さなころ身体が弱く、クリスマスや年始を病院で迎えたことも、2度や3度ではありませんでした。ホームドクターからは「小さい子はちょっとした脱水症状も大事になるから、少しでもおかしいと思ったらすぐ受診するように」と言われていたのですが、困ったのが、年末年始やゴールデンウィークなどの診療所がお休みになってしまう期間。救急車を呼ぶほどではないけれど、でも症状を見て欲しい…。そんなことが度々あり、いつからか広報紙の「休日診療所」の案内を切り取って、冷蔵庫に貼っておくようになりました。
『広報新宿 令和元年12月25日号(第2305号)』には、昔と違い、東京都医療機関案内サービス「ひまわり」のHP(http://www.himawari.metro.tokyo.jp/)の案内もありました。今は、サイトでも「休日診療所」が検索できるようになっているのですね。我が家は区境なので、隣の区の「休日診療所」の方が近いことがあったのですが、広報紙が異なるため情報が伝わらず、後でママ友達に開設されていたことを知らされて、残念な気持ちになったことがありました。HPで検索すれば、隣の区にある、より近い「休日診療所」にもたどり着けるわけです。
便利になったな…と思いながらも、アナログな私は、冷蔵庫に貼ってあると、すぐに目で確認できて安心するのも確か。子どもが大きくなり、ここのところずっと広報紙を冷蔵庫に貼る習慣はなくなっていましたが、気づけば私たち夫婦も、もういい年です。急病の時に慌てないよう、今度は私たちのために、冷蔵庫に「休日診療所」の案内を貼っておこうか…などと思ったりしています。