自治体の広報紙1月号は、新年ということで普段はないような特集が冒頭に組まれていたりします。なかでも特に印象に残ったものを今週はピックアップします。

それは滋賀県の広報誌に掲載されていた記事です。というよりも、滋賀県の広報誌の最新号は表紙から目を引くものになっています。

というのも、表紙からT.M.Revolutionの西川貴教さんが登場しているからです。

もちろん、登場は表紙だけではなく、記事では三日月知事と西川さんの新春対談が掲載されています。

生まれも育ちも滋賀県の西川さん。現在は滋賀ふるさと観光大使を務め、毎年9月には滋賀県草津市で野外音楽イベント「イナズマロックフェス」を開催しています。
知事との対談でも話題はこの「イナズマロックフェス」に向かいます。
単にその県の出身というだけではなく、毎年大きなイベントを開催するなど故郷と関わりを持ち続ける著名人と知事の対談は通り一遍の内容ではなく、熱のこもったものになっています。
新年早々、未来へ向けた明るい話が紙面を飾る。もちろん、どの自治体でもそういう工夫を凝らしているとは思いますが、やはり著名な人物が紙面を飾ると、それだけで広報紙も明るい印象を帯びます。

明るい一年のスタートを。
そう思わせてくれる滋賀県の2020年最初の広報誌でした。

新春対談2020 西川貴教さん(滋賀ふるさと観光大使)(1)