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水源涵養林・道志村

島根大学研究機構戦略的研究推進センター特任助教東京大学大学院情報学環交流研究員
本田正美

2016.10.28 広報よこはま 平成28年10月号 神奈川県横浜市

横浜市の水源林は山梨県道志村にあります。横浜市で雨が降らず、首都圏での水不足が報道されるような時にも、この水源林のおかげで、横浜市が水不足になることはほとんどありません。私も横浜市民ですので、この水源林の恩恵に与っています。

その道志村の水源林100年記念フォーラムが開催されます。場所は、横浜市の開港記念会館です。
開港に伴い、横浜市は近代化の歩を始めました。近代化の過程で、1887年に日本で最初の近代水道が横浜で誕生し、当初は相模川から取水していました。その後、1897年から取水を道志川に変更し、以後、横浜市は道志川から取水をしています。そして、1916年に横浜市は山梨県から道志村の県有林を取得し、水源涵養林として経営してきました。いまや、道志村の総面積の36%が横浜市の水源涵養林です。この1916年から100年ということで、今回のフォーラムの開催となったのです。

横浜市の広報紙のこの号には、道志村の水源見学や水源林ウオーキングツアーに関する記事もありました。横浜市の小学校では、社会科見学で横浜市内の浄水場に行くことはあるのですが、さらに道志村に足を運ぶということは少ないので、こういう機会に是非訪ねてみたいと思ったところです。

 

道志水源林100年記念フォーラム

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