思いやりをもって、新しい生活様式を
新型コロナウイルス感染症拡大への対策は予断を許さない状況が続いていますが、地域によってはスポーツ施設や文化施設、公民館などの公共施設は順次再開しています。感染症対策を取り入れた“新しい生活様式”を実践する中で、公共施設を利用する際にはどのような点に注意すべきなのでしょうか。
『広報あつぎ第1331号』掲載の「新しい生活様式の実践を 公共施設での感染症対策」の中で、厚木市は以下のような対策を呼び掛けています。
(1)施設を利用する前に確認
■体調
発熱やせき、喉の痛みなどの症状がある場合は利用しない
■入場できる人数
施設に入れる人数を制限している場合があるため事前に確認する
■備品の貸し出し
多くの人が触れる備品は、貸し出しを中止している場合がある(マイクセット・ホワイトボードマーカーなど)
(2)施設に着いてから
■手指の消毒
入り口などに設置している消毒液などで手指を消毒してから入場する
■利用者の記録
不特定多数の方が利用する施設では、誰がいつ使ったかを把握するため、名前や連絡先などを記録する
(3)利用中に気を付けること
■身体的距離の確保
人との距離を2メートル以上空け、近距離や大声での会話などは控える
■マスクの着用
人と十分な距離を確保できないときはマスクを着ける
■小まめな換気
窓や入り口のドアを開け、換気をする
■定期的に手洗い・消毒
休憩ごとに手洗いや手指の消毒をするなど、声を掛け合って対策する
公共施設に限らず、民間のスポーツジムや学習塾、観劇など屋内で一定時間、多数の人と過ごす場合は、事前にその施設が十分な対策を実施しているか確認したうえで、利用時にも注意を怠らないようにする必要があります。
また、同記事では市内医院の医師が「スポーツや文化・芸術活動は、ストレス解消や健康維持につながり、他者との関わり合いが私たちの暮らしを豊かにします。体調が悪いときは利用を控える、小まめに手洗いをするなど、一人一人が思いやりの気持ちを持って、施設を有効活用しましょう。」とコメントしています。
Withコロナの時代、感染症と共存していく“新しい生活様式”の実践が求められています。