野蒜北部丘陵地区に新しくできる街の名称募集
暑さも吹き飛ぶような、子どもたちのはじける笑顔に思わず魅せられてしまった「市報ひがしまつしま 2015年7月15日号」。山形県東根市からの“さくらんぼ”のプレゼントをいただいたという記事です。子ども達、本当にうれしそうですね。
連載の第1回目は、未来への力強い希望が見える、この東松島市の広報誌からスタートです。 実は先日、宮城県のお招きで講演をすることになり、近くの幼稚園に伺いました。時間に余裕があったこともあり、帰りは陸前小野駅から仙石線に乗ることにしました。東日本大震災から4年。車窓に映るのは、まだむき出しの土と数々の重機。街の早期の復興とよりよい未来の到来を願わずにいられませんでした。
「市報ひがしまつしま」の3ページに、そんな新しい街の名前の募集を見つけました。野蒜北部丘陵地区の名称募集。私が乗車した陸前小野駅の駅舎もピカピカに新しくなっていましたが、野蒜駅は、その陸前小野駅より一つ仙台よりの駅です。私の名前の「あんびる」の「びる」が、本名の漢字表記では「野蒜」の「蒜」なので、よく覚えていたのです。ああ、あそこに新たな名前を冠した、新しい街ができるのだと感慨深く思いました。
古い町並み、古いものには、時を重ねた味わいがあります。古いものを元に戻すことはできないかもしれません。でも新しいものにも、未だ見ぬ希望があります。そこに歴史を築いていくのは、表紙を飾ったような子ども達。「いい街で育ったね」と孫子の代まで言ってもらえるよう、いい名前が決まりますように。 私も、考えてみたくなりましたが、やはりそこは非居住者、当然のごとく応募資格なしでした。 残念! でも新しい街の名称はチェックするつもりです!
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