「あなたにもできるSDGs」-浜松市の広報紙でコラム連載中
2030年に向けて、自治体のSDGsへの取り組みが加速しています。SDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)は、17の目標と169のターゲットから構成されており、国連加盟193カ国が2016~2030年に達成すべき目標として、2015年9月の国連サミットで採択されました。
国内では2016年5月、政府内にSDGs推進本部が設置され、官民での取り組みが進んでいます。また、全国の自治体による地域のステークホルダーと連携したSDGsの達成に向けた積極的な取り組みの総体として「自治体SDGs」が発足し、「SDGs未来都市」として北海道や神奈川県、浜松市など33の自治体を選定しています。
今回ピックアップした浜松市の『広報はままつ』では、「あなたにもできるSDGs」と題した連載コラムを掲載しており、日常生活の中での健康づくりという身近な取り組みからSDGsへの関心を高め理解を深める工夫がなされています。
SDGsやESG(Environment Social Governance)、CSR(Corporate Social Responsibility)のように横文字が並ぶ標語は溢れており、扱うテーマも環境問題や貧困対策、社会正義や平和などの大きなテーマばかりでは、多くの人が自分たちに関わりのあることと感じるのは難しくなります。分かりやすく丁寧な説明と、日々の生活を通じて言葉よりも大切な理念が共有されるよう、継続的な取り組みが期待されます。