【働く女性の注目記事】元気な商店街が地域の旗振り役!内子町の取り組み
愛媛県喜多郡内子町にある、うちこ本町商店街が開催した「第20回うちこ100円商店街」の取り組みが、広報uchiko4月号の特集で紹介されています。100円商店街とは、商店街の中のそれぞれの店舗を100円ショップに見立て、100円で買える商品を店頭で販売する地域イベントだそうです。回を重ねること20回。30以上の店舗が出店し、約4千人の来場者がうちこ本町商店街で買い物を楽しみました。
商店街離れは、いまや全国各地のあらゆる地域で起きている現象です。故郷の慣れ親しんだ商店街がシャッター通りになってしまったという話を聞くこともあるでしょう。
「商店街近郊に大型商業施設ができた」などの理由で、店舗の運営維持が難しくなったことは認識されています。一方で、利用者側の生活習慣の変化も商店街離れの要因だと思います。商店街で買い物をする習慣がない世代が増え、店主とやり取りをしながら買い物をする経験が無い人も多いのではないでしょうか。
確かに、馴染みのない商店街で買い物をするのは少し勇気が必要です。「どんな店かわからない」「何も買わないで店を出るのは、きまずいかも」と、商店街を敬遠してしまう気持ちもわかります。
うちこ本町商店街のイベントのように、気軽に立ち寄れて店主と触れ合う機会があると商店街に対するイメージが広がり、日常でも利用しやすい雰囲気になるでしょう。100円商店街を機に町を知り、人の輪が広がれば、地元愛着度も増していきます。内子町ファンを作る商店街のイベントを応援していきたいですね。