子ども読書の日関連イベント
毎年4月23日は「子ども読書の日」です。これは、子どもの読書活動についての関心と理解を深め、子どもたちが積極的に読書活動を行う意欲を高めるために「子どもの読書活動の推進に関する法律」で定められたものです。ユネスコが、シェイクスピアとセルバンテスの命日である4月23日を「世界・本と著作権の日」としていることなどにちなんだものだそうです。自治体広報紙にも、この日を中心にさまざまな読書に関連するイベント記事が掲載されています。
今回は、その中から長崎県諫早市の「広報いさはや」平成29年4月号の「子ども読書の日関連イベント」を取りあげます。この記事では、利用者がおすすめの児童書を記入したカードの展示や、図書館員が選んだ年齢別(幼児~小学生向け)のおすすめ本セットの貸し出しなどが紹介されています。子どもたちが、ほかの利用者や図書館員が選んだ本に触れることは新しいお気に入りの本を見つけるきっかけになりそうです。また市内の各図書館では、おはなし会イベントが行われるそうです。“読み語り”や“読みきかせ”は多くの図書館で行われているイベントになっていますが、その効果はどのようなものなのでしょうか。今回あらためてその効果を調べてみたところ、「東京大学大学院教育学研究科・教育学部」ホームページに詳しい説明を見つけました。そこでは日本の読みきかせの現状や意義が、かわいいイラスト入りで説明されています。また、読みきかせを通じた「読書コミュニティ」という地域コミュニティデザインの考え方も紹介されていますので、興味があるかたは是非ご覧ください。
4月23日は“こどもの読書週間”の始まりの日でもあり、本と花を贈る“サン・ジョルディの日”でもあります。日本でもイベントを行う本屋さんも少なくありません。日頃の感謝をこめて親子や友人の間で本をプレゼントするのも楽しいかもしれません。
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