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【働く女性の注目記事】予防接種は計画的に効率よく接種し、子供を守ろう!


荻野 則子

2017.04.26 市報にいがた 平成29年4月16日号 新潟県新潟市

毎年、4月になると各自治体の広報誌に記載される「子供の予防接種」のお知らせ。「市報 にいがた」にも子どもの予防接種や高齢者の肺炎球菌の予防接種についての記事がありました。

子どもの予防接種は、30年ほど前と比べるとはるかにワクチンの数が増え、接種間隔や接種時期が煩雑になっていますので、一番大切なのはスケジュール管理になってきます。

私は以前、クリニックに勤めていた経験があります。ワクチンを接種する子供の中には、保護者のスケジュール管理がされていないために、全てのワクチン接種が済んでいないことが多く見受けられました。その都度、保護者の都合に合わせてスケジュールを立て直しするなど、大変苦労した覚えがあります。

私には2歳半の孫がいますが、共働きの娘夫婦に代わり、孫の予防接種のスケジュール管理を全て行っています。その時にとても役に立つのが、予防接種のスケジュール管理のサイトやアプリでした。母子手帳を持ち歩かなくてもスマホで全て接種日程の管理ができ、扱いも簡単でしたので、忘れることなく行えます。予防接種のスケジュール管理が不安な保護者の方や、子育て初心者の保護者の方は、是非利用してみてはいかがでしょうか。

ワクチンの中には副反応が出るものもあり、それが不安で予防接種を子供に受けさせないという保護者の方もいらっしゃいますが、感染症にかかって苦しむのは子供です。感染症予防のワクチンを受けさせることは、子どもを感染症から守るために保護者が事前にしてあげられる唯一のことだと思います。ワクチンによって、回数や接種間隔が異なりますので、事前に確認してスケジュールをたて、接種の前はお子さんの体調管理をしっかりと行ないましょう。

 

平成29年度の予防接種

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