【働く女性の注目記事】グリーンカーテンで涼風の夏を!
薄桃色の桜が開花し、日本の春の訪れを感じたのも束の間、全国各地では、既に夏日を記録した地域がちらほら見受けられます。地球温暖化により烈火のごとく厳しい夏も間近です。
その温暖化対策の一つとして、今注目されているのがグリーンカーテンです。これは、つる性の植物を、窓の外や壁面に張ったネットなどに這わせてカーテンのように覆わせるというもの。すだれや高性能遮蔽ガラスの遮蔽効果が約50~60%に対し、葉が十分に生い茂ったグリーンカーテンの遮蔽効果はなんと約80%。更に、根から吸った水分を、葉から蒸発させて周りの熱を奪うので、周辺温度を下げる働きもあり、その水蒸気を含む「涼風」を室内に取り込めば、エアコンの使用も抑えられ、省エネにもつながります。
このグリーンカーテンコンテストの参加者には、ゴーヤの苗が無料で配布されます。南国の植物であるゴーヤは暑さや病害虫に強く、柔らかい緑陰を作ってくれるので、グリーンカーテン初心者でも扱いやすいそうです。
子供のいる家庭なら、子供と一緒に水やりや肥料を与え、夏休みの自由研究につなげるのもいいかもしれません。
初夏には黄色い花を咲かせ、開花から15~20日後にはふっくらした実もなるゴーヤ。栄養豊富なゴーヤの実を食べれば、夏バテに有効な成分も摂取できます。
緑生い茂る窓際で、グリーンカーテンがもたらす涼風を感じながら、自ら育てたゴーヤを収穫し、美味しくいただく。
自然の恩恵にあやかり、風流な夏を過ごせたら素敵ですね。