【働く女性の注目記事】鍋一つで主食からデザートまで! パッククッキングをやってみよう
新潟市港南区の「区役所だよりこうなん」に「パッククッキング」のレシピが紹介されていました。パッククッキングとは、ポリ袋に食材を入れて湯せんで火を通す調理法です。カセットコンロと鍋、水、ポリ袋があれば作れるという手軽さに加え、ライフラインが使えない災害時に役立つ点でも注目されています。
今回掲載のレシピは「ごはん」。米0.8合と水180mlを耐熱性のポリ袋に入れ、袋の空気を抜いて口を縛ります。これを鍋に沸かしたお湯の中に入れて30分加熱するだけ。熱湯の扱いに注意すれば子どもにも作れますし、ちょっとご飯が足りない時、おかずのハンバーグやレトルト食品と一緒にボイルすれば、エコと時短にもつながります。
「パッククッキング」で調べてみると、主食のごはんからおかず、シチュー、デザートと実に様々なレシピが見つかりました。さばの味噌煮やかぼちゃの煮物、中には「ういろう」なんていうのもあって、子どもと一緒にすぐにでも作ってみたいです。なお、ポリ袋は高密度ポリエチレン製の食品包装用で、マチのない無地のものがよいそうです。何気なく選んでしまうポリ袋ですが、パッククッキングに適したものを探しておくとよさそうですね。
一つの鍋で同時に複数の食事が作れて、同じお湯を繰り返し使えるパッククッキング。水やガスの使用が限られる災害時に威力を発揮するということで、地域の防災訓練や小中学校でも実践するところが増えています。個人的には「これを6年前、東日本大震災直後の計画停電の時に知っておきたかった!」と思うのですが、今後起こりうる災害に備えて、平時に実践しておきたいものです。「区役所だよりこうなん」では今年度、4回シリーズでレシピを紹介してくれるということなので、引き続き要チェックですね。