ボルタ製作に挑戦
昔から「鉄のまち室蘭」として有名な北海道室蘭市。
マイ広報紙の室蘭市の10月号のページを見てみたときに気になったのがこの「ボルタ製作に挑戦」という記事です。
「ボルタ」って何だろう? 初めて聞いた単語です。
そこで調べてみると、なんでも、2004年に発足した鉄をテーマにまちおこしを行っている若手集団「てつのまちぷろじぇくと」から生まれた鉄の小さな人形のことでした。鉄と言っても、ボルトやナットを使って、はんだ付けによって作られており、楽器を弾いていたり、自転車に乗っていたりと、何とも愛らしい人形たちです。現在ではなんと、100種類もの小さなボルタ人形が作られているそうです。
これらのボルタ、お土産屋さんなどでも販売しているようですが、工房では製作体験もできるとのこと。なんとも興味をそそられます。
ぜひ室蘭を訪問した際には、私も体験してみたいものですが、今回のこの記事は、市民向けの「市民見学会」の中で、青少年研修センターでボルタ製作体験が行われたというものでした。
現状、マイ広報紙では写真を添付できないそうで、文字だけだといまいち様子が伝わらないのが残念ですが、市のホームページに掲載されているPDF版を見ると、参加した市民のみなさんがハンダごてを使いながら、ボルタ製作にチャレンジしている様子が伺えます。
「鉄のまち室蘭」を未来に引き継いでいくため、そして観光客のみなさんにも「鉄のまち」を感じていただくために、ボルタはぴったりの特産品だと思います。
このボルタの製作を市民のみなさんが体験することにより、この新しい伝統を未来に伝えていくことが可能だと思いました。
マイ広報紙によって、在住ではない他市のこんな特色を知ることができて、ちょっと嬉しく思っています。
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