どうなる!? ご当地ナンバー 導入
東京都葛飾区の広報紙『広報かつしか』(平成29年9月15日号)の一面は、「葛飾版 ご当地ナンバー導入を検討します」の記事です。
そもそも、「ご当地ナンバー」とは…ということなのですが。国道交通省は、これまでに「ラグビーW 杯」や「東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会」の特別仕様のナンバープレートを導入してきました。こうしたナンバープレートで大会を盛り上げよう、というわけです。
そしてそれに続き考えたのが、ナンバープレートを活用して地域の魅力を全国に発信しようというのが、この「ご当地ナンバー」というわけです。
確かに、ハワイに行ったとき、虹が描かれたナンバーを見て「あー、ハワイに来たな!」と思わせてもらいましたし、カラフルなナンバーが南国の気分を盛り上げていたように思えます。地元の風景や観光資源が図柄のナンバープレートは言ってみれば“走る広告塔”。賛否両論あるでしょうが、地域振興・観光振興に活用できるといえるのかもしれません。
また「ご当地ナンバー」の導入地域では、観光振興や交通安全などへの寄付金を募る仕組みを導入できることにもなります。寄付金をすればフルカラーのナンバーに、寄付金なしはモノトーンのナンバーに…という具合に2種類のナンバーが用意され、自動車の所有者は、選ぶことができるそうで…。どちらにしよう?と悩みそうですが、「ご当地ナンバー」の導入後も、無地のナンバープレートを選択することも可能ですから、ご安心を。
さて、葛飾区が導入を検討しているということで、私もどんな図柄なら「あー、葛飾に来た!」という感動があるかな、と考えてみました。やはり葛飾と言えば寅さん、そして柴又帝釈天ということで、それぞれのシルエット、堀切菖蒲園の菖蒲の花もいいですし…、あ、こち亀のキャラクターも、人気になりそうです。選定基準は①地域住民の意向が踏まえられていること②地域の特色を表現し、地域振興・観光振興に資するものであること③ナンバープレートとしての視認性が十分確保されていること、などがあるそうで、これから十分検討されることでしょう。
早ければ平成32年度中に交付されるという「ご当地ナンバー」。さて、葛飾バージョンは導入されるのか、どのような図柄になるか、はたして私の予想は当たるのか⁉楽しみに待ちたいと思います。