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今年の年賀状は発送時期が大切! でも遅れてしまったときは…

「子供のお金教育を考える会」代表、文部科学省消費者教育アドバイザー、神奈川県消費生活審議会委員、経済教育学会理事
あんびるえつこ

2017.11.06 総務省 平成29年 11月号 総務省

 早いもので、もう年賀状が発売される季節となりました。今年6月に郵便料金が改訂され、通常はがきの料金が52円から62円になりました。今年は年賀状を出すのも大変…と思っていたのですが、なんと年賀はがきに限り12月15日から翌年1月7日までの間は、これまでと同様に52円に据え置きという処置がとられることになったようです。1月8日以降に出した場合には、10円分の切手を貼りたす必要があるといいますから、今年の年賀状は「いつ出すか」が勝負!ということになりそうです。

 しかし年末には仕事が立て込むことが通例の私の場合、新年になってから年賀状にとりかかる…なんていうことも。そんな時には、無理をしてストレスをためず、年賀状にとらわれない“季節の挨拶状”を送るというのもいいのかもしれません。『総務省 平成29年 11月号』に、「季節の挨拶状を送ってみませんか?」という記事を見つけました。

 年賀状は、松の内といわれる1月7日までに届けるのが一般的といわれているそうですが、それに間に合わなかったら「寒中見舞い」ということになります。そしてそれにも間に合わず立春(2月4日ごろ)を過ぎてしまったら、春を迎える2月下旬までは「余寒見舞い」にすればよい…というわけです。

 「年賀はがきに限り12月15日から翌年1月7日までの間は、これまでと同様に52円」という恩恵こそ受けられませんが、年賀状にこだわらず、こうした“季節の挨拶状”でご挨拶を…というのも、よいかもしれないと思ってしまいました。それでなくてもせわしない季節。少し時期をずらすことで、より目にとまり、心に響くものとなるかもしれません。

 「余寒見舞い」と考えれば、まだあと3か月余りあると思うと、私の心にも少し余裕がでてきました。でも、あまり余裕をもっていると、「余寒見舞い」もまた出し損ねてしまいますね。自分なりの「出す時期」をしっかり決めて、年に1度のご挨拶を、と思います。

 

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