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自治体の皆さまへ

頻発する災害。今から考えておきたい!いざというときに欠かせない「水」のこと。(2)

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三重県名張市

■Q5 災害時、トイレに水を流してもいい?
A 汚水が流れないおそれも。簡易トイレの準備を
水洗トイレを使用する際にも、当然水が必要です。ただし、地震発生時など、被害状況が分からない場合、水道管だけでなく、下水管が損傷している可能性があります。下水管が損傷した状態で、備蓄した水を使って排水すると、汚水がうまく流れずにあふれ出すおそれがあります。
トイレが使えない事態に対応するために、事前に、簡易トイレや携帯トイレなどを準備しておきましょう。

■Q6 手洗いができないときの感染対策は?
A 感染対策のためにも、アルコールなどの準備を
水が使えず「手洗い」ができなくなると、感染拡大につながってしまいます。水が使えない状況でも、ウェットティッシュで手を拭いたり、アルコール消毒を行うなど、衛生対策ができる物資を備えておくことが大切です。
◇「水なし」でできる感染対策
・ごみや汚物が入った袋を素手で触らない
・消毒用アルコールでこまめに手指消毒
・台所や食卓など、よく使う場所の消毒
・ドアノブなどよく触る箇所の消毒

■地震で家庭内の給水管が破損。1週間以上水道水が使えない状況に
福島県相馬市では、福島県沖を震源とする地震(3月16日)により断水。応急給水に向かいました。現地では、道路などに敷設した水道管が損傷するだけでなく、家庭内の給水管が損傷し漏水してしまう「屋内漏水」が500戸以上も。地震発生から1週間以上、水道水が使えない状況が続きました。給水に訪れた多くの人が、「水のありがたさを感じる」と話していたのが印象に残っています。
浄水室 羽後 稔夫(はのち としお)
福島県相馬市への応急給水派遣職員

■被災者が語る「備えておけばよかったもの」1位は〝水〟
地震などの被災者を対象にした調査で、「備えておけばよかった」と思うものの第1位は「水」でした。一方で、3割以上の人が「水」の備えをしていないともいわれていて、事前の備えとして「水」は見落とされがちなんですね。
水を備えることはもちろん、それ以外にも、あなたにとって「どんな備えが必要か」を考え準備しておくことが大切です。
防災担当監 伊藤 博一(ひろかず)災害備蓄品など(市HP)

■市内の老朽化した水道管を「第2次名張市水道ビジョン」に沿って計画的に更新しています
市内の水道管のうち、昭和40年台後半から平成初頭にかけて敷設されたものが全体の6割を占めます。
現在、老朽化した水道管の更新工事を、市内の各地域で進めていますが、本年1月には、蔵持町里地内やつつじが丘などで、主要幹線の水道管で漏水が発生。市民の皆さまにはご迷惑をおかけしました。
今後、このような大規模な漏水が起こらないように、引き続き、「第2次名張市水道ビジョン」に沿って、老朽化した設備や管路の更新などを計画的に進めていきます。
また、管の更新に合わせて、腐食に強くさびにくい水道管に替えたり、地震の揺れにも強く抜けにくくするため、管のつなぎ目を伸縮機能を持った耐震管に替えるなど、ライフラインの強靭化も進めています。
今後も、皆さんの暮らしに欠かせない「水道」を守っていきます。
水道工務室 室長 岩本 嘉浩(よしひろ)
第2次名張市水道ビジョンについて詳しくは、水道工務室(【電話】63-4112)へ。市HPにも掲載

問合せ:危機管理室
【電話】63-7271
◎大規模災害発生時は、岡山県総社市や岐阜県関市など6つの自治体との「応援協定」などに基づき、食糧や医療品などの物資や資機材など、相互支援を行います。

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