「開館時間に間に合わない」、「利用者カードを持ち歩いてなかった」、「本を予約しても受け取れない」などの理由で、図書館の利用を見送ったことのある人もいるのではないでしょうか。今回は、そんな悩みを解決してくれる恵庭分館の便利なサービスについて、えにわ花子さん(花)が、読書推進課の本間さん(本)に聞いてきました。
◆セルフ貸出機、あります
(花)平日は、仕事を終えて帰宅すると、もう図書館が閉まっていて。週末も、子どもの行事なんかで時間がないし……。
(本)「えにあす」の1階にある恵庭分館は、セルフ貸出機で午後10時まで本を借りられます。恵庭分館に行ったことはありますか?
(花)開放的な図書館よね。もちろん行ったことはあるし、セルフ貸出機も見たことはあるけど、難しいんじゃない?
(本)実はとても簡単で、手のひらをかざすだけで借りられるんですよ。登録後は、利用者カードを持っていなくても借りられるので、「借りたい」と思った時にふらっと寄っても大丈夫なんです。
(花)それは便利そう。でも、手続きが大変そうね。
(本)最初に登録する時だけは、窓口が開いている時間に、利用者カードを持って来館してもらう必要がありますが、登録自体は、機械に手をかざすだけ。5分もかからず終わります。機械の使い方も教えてもらえるので、その日からセルフ貸出機で借りることができますよ。
(花)それは便利ね。私も登録してみるわ。
◆予約図書受取ロッカーも
さっそく、手のひらを登録した花子さん。でも、まだ不便に感じていることがあるようです。
(花)読みたい本が、借りられている場合もあるでしょ?予約できることは知っているけど、借りられるようになったら、職員がいる時間に取りに行かなくちゃいけないって聞いたわ。
(本)そうなんです。でも、恵庭分館では、「予約図書受取ロッカー」を置いているので、午前9時から午後10時まで、お好きな時間に受け取れますよ。
(花)そんな便利な方法があるのね。具体的には、どうしたらいいの?
(本)スマホなどで本を予約するときに受け取り場所を選ぶのですが、そのときに「恵庭ロッカー」を選ぶだけです!本の準備ができたら、メールでお知らせが届くので、あとは都合のいい時間に取りに行ってください。ロッカーの暗証番号はメールに書いてありますよ。
(花)こんなに手軽なら、人気なんじゃない?
(本)そうなんです。実は、導入当初1本だったロッカーを、追加したんですよ。ぜひ利用してくださいね。
簡単・便利に利用できる恵庭分館。いっぱい活用して、秋の夜長の読書をお楽しみください。
■知ってますか?
「えにわ電子図書館」もあるんです
恵庭分館、便利だけど遠いなぁ……。そんな人には、電子図書館の利用をおススメします。電子図書館用に用意された図書データを、自分のパソコン・スマートフォン・タブレット端末で楽しむことができます。現在のタイトル数は約1,500件。どんな本があるか、ぜひ一度のぞいてみてください。
ログイン方法も簡単です。「えにわ電子図書館」トップページにある「ログイン」欄の「利用者ID」に図書館利用者カード番号、「パスワード」欄に生年月日を入力してください(例:2000年1月1日生まれの場合は、20000101と入力)。パスワードは変更可能です。
貸出は1冊までで、貸出期間は2週間。期間を過ぎると、自動的に返却処理されるので、返し忘れの心配もありません。
この秋は、ぜひ「電子図書館」デビューしてみてください!
なお、利用方法に不明な点がありましたら、図書館まで問い合わせください。
・「えにわ電子図書館」で検索!
・市立図書館ホームページの「読書支援」➡「リンク集」からも行けます
問合せ先:
図書館【電話】37-2181
読書推進課【電話】36-1545
<この記事についてアンケートにご協力ください。>