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自治体の皆さまへ

ちょーぴーのアイラブ銚子

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千葉県銚子市

■第73回みんなで食べると美味しいね こども食堂紀銚さんの巻
▽美味しいand楽しい居場所を作る皆さんに話を聞いたちょ~

◎ようこそ、銚子のこども食堂へ
「誰が来てもいいように」
銚子に移住して3年。中塚代表は縁があって知り合った仲間たちと昨年4月に「こども食堂」を始めた。当時はセレクト市場の店舗で、学校帰りの子どもの居場所作りを目的にスタート。昨年11月、千葉科学大学レストラン施設の運営の委託を受け、敷地内に「マリーナ紀銚」を統合し、移転してからは徐々に方向を修正している。
「学校帰りだと行きづらい立地でも、多人数を呼び込めるキャパシティがある。こども食堂紀銚は、愛情と栄養たっぷりの美味しい食事を囲みながら、誰もが分け隔てなく、楽しく過ごせる場所を目指している。地域全体で子育てを応援できる環境を大切にしていきたい」
農家さんによる味噌づくりなど、人気の体験コーナーを同時開催。毎月、世代を超えて交流できるイベントを展開している。「子どもが気軽に参加する。手を離れた大人はリラックスして子育て世代と交流できる。お年寄りは子どもがいる雰囲気を楽しむ。誰が来ても心が安らぐ居場所づくりを目指している」

◎新しい居場所
「歓迎、子どもに喜んでもらいたい人」露店やマルシェ、やりたい企画は尽きないが、基本的には参加者の提案を優先している。
「最近だと、サックスを披露したい人からSNSで相談を受けた。企画実現に向けて調整したい」
間口を広く受け入れるから、交流の輪がどんどん広がる。
子育てや不登校児童を支援する相談室も開催し、専門の資格を持った仲間が子育て世代をサポートする。
「子育ての支援や集える場の提供、数ある目標の中でも、やっぱり一番は子どもたちへの美味しい食事の提供。食べているときの子どもたちの笑顔が最高のご褒美」
課題だった集客力も今は参加者が増え、スタッフ不足が新たな課題に。嬉しい悲鳴をあげながら交流の輪は広がっていく。

銚子産の美味しい食材はみんなと食べたいちょ~

マリーナ紀銚…普段は大学生用の食堂として営業中(市民も利用可)
こども食堂紀銚代表の中塚総紀さん(ちょーぴー右)と従業員、そして仲間たち楽しむ天才揃い。世代を超えた居場所作りを目指して奮闘中

▽こども食堂って何だろう?
子どもたちに、わずかな参加費で食事を提供する取組。保護者が仕事や家事に追われ、充分な栄養の食事をとれないことや孤食状態の対策として、ボランティアで運営されることが多い。

▽次回のこども食堂
5月5日(金・祝)こどもの日11時30分から14時
メニューはミートソース。大きな鯉のぼり作り開催!
食事代:子ども100円 大人500円

問合せ:マリーナ紀銚
【電話】21-7088
潮見町15-8 千葉科学大学c棟
10時から15時
日曜日定休

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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