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自治体の皆さまへ

捨てずにつなぐ。もったいないをゼロに(2)

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埼玉県狭山市

■食品ロスを減らすくふう
・狭山で見つけた!
・ここにもあった!

市内でも、多くの方や企業が食品ロスの削減に取り組んでいます。
こんなところにもあった、狭山での取り組みの一部をご紹介します。

▼〔食品メーカー〕株式会社レートリー
工場長 浅海(あさかい)之夫(ゆきお)さん
当社は、業務用冷凍洋菓子のOEM(受注製造)・プライベートブランド商品の受託製造専門メーカーとして1990年に創立しました。以前は廃棄していた、製造過程で発生するカステラの端切れや規格外の冷凍ケーキ。食べ物を取り扱う立場として、食品ロスに取り組むことは非常に重要なことだと考え、2019年に工場直売所をオープンしました。
リピーターの方が多く、直接「おいしい」との感想をいただくことも。「もったいない」の気持ちで始めた事業が、多くのお客様の笑顔につながっていると思うと嬉しいです。今後もこの直売を通じて、皆さまと一緒においしく楽しく食品ロスの削減に取り組んでいけるように、私たちにできることを考えていきます。

■〔学校〕入間川学校給食センター
栄養士 吉田 昭子(あきこ)さん
私たち栄養士は、学校と連携し、給食を通して小・中学生に食育を行っています。例えば、小学2年生に対しては、紙芝居を使って「いただきます」「ごちそうさま」の意味などを説明。食材や食事に携わった方に感謝して、好き嫌いをせずに食べようと指導します。給食センターでは、子どもたちが苦手な食材も調理方法・献立を工夫して給食に取り入れていて、「嫌いなものでも、まずは一⼝食べるチャレンジをしてみよう」と伝えています。
栄養士の願いは、給食を楽しくおいしく食べてもらい、子どもたちに「食」に対する興味を持ってもらうこと。それは、これから大きく成長する子どもたちの未来と、環境の未来、双方にとって大切だと考えています。

■〔コンビニエンスストア〕セブン‐イレブン
セブン-イレブンでは、すぐ食べる場合に手前に置いてある商品を選んでいただく「てまえどり」を推進する掲示物の設置や、販売期限が近づいた商品にシールを貼り、nanacoボーナスポイントを付与するなどの取り組みをしています。
食品ロスの削減は、解決すべき重要な社会課題の1つ。お店だけでなく、お客様と共に取り組める工夫を今後も考えていきます。
※ファミリーマート、ミニストップ、ローソンなどでも独自の取り組みをしています

■〔農家〕さやま里芋増産倶楽部
代表 村田 健治さん
皆さんおなじみの「さといもコロッケ」。埼玉のB級グルメとして親しまれているこの商品も、食品ロスの削減につながるエコなコロッケです。市場に出回る子イモや孫イモとは違い、親イモ部分は硬くてえぐみがあるため、ほとんど流通していませんでした。それを「もったいない」と思い、調理の仕方によってはおいしくなるのでは?という考えから生まれたのがこのコロッケ。サクッとした衣にサトイモならではのクリーミーさが自慢の一品です。
狭山市は日本有数のサトイモの産地。この地で収穫した全てのサトイモを、捨てることなくおいしくいただくことで「地産地消」という観点でも食品ロスの削減に寄与していけたらと思っています。

■〔飲食店〕狭山カレー工房 りとるほっと。
奥冨 康之さん・美由紀さん
両親が営む農業で、規格外の野菜が廃棄される姿、そして自身が飲食業を営む中で、仕入れたり仕込んだりした食材が賞味期限切れになっていく姿など、多くの「もったいない」を目の当たりにしたことが、食品ロスの削減に取り組むようになったきっかけです。
当店では、自家農園で収穫した野菜に加え、近くの農家さんと連携して規格外の食材も活用しています。野菜の端材はベジブロス*にして、お米を炊く際に使用。食材を無駄なく使用できるように取り組んでいます。また、カレーは全メニュー小盛を用意しており、お客様がご自身に合った量を選ぶことができます。これからも食生活アドバイザーである妻と協力し、食品ロスの削減を通じて地域に貢献していきたいです。
*野菜のヘタや切れ端、皮などを煮出して作るだし

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〒104-0061 東京都中央区銀座3-4-1 大倉別館ビル5階

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